クロマニヨン力とは 3

ベーシック・トタナティブ・シンキング3
〜トタンを塗るとドーパミンが出て....〜


トタンのお話にもどります。

トタンナー現地実習だ!ということで
岩手は雫石という雪国のまちのトタン屋根を塗ってきました。

.. ..



大きな一軒家の屋根をひたすら真っ赤なペンキでぬる...
この単純行為が実際やってみると異常にたのしい!!!!!!!!!!!!!!

なぜでしょう???????

「たのしい」という感情は脳のA10神経というところで
快楽物質ドーパミンを出すことでうまれるそうです。 (下記イラスト)


トタンを塗るとドーパミンがなぜ出るの????

それはクロマニヨン人時代の脳の名残です。
生きるために、マンモスを追いかける。
つかれてめんどくさいはずのマンモス追いかけ行為を人間が一生懸命つづけられたのは
生き残るために生活をささえる行為をする際に自分の脳に快楽物質がでるように自らプログラムしたからだと
科学者さんたちは言います。

屋根のペンキを塗ると、なんだかかんだか無性に楽しい!!!!



これは、自らの脳を進化させて生活をささえる行為=ドーパミンのご褒美をあたえる!
と人間が「エンターテイメント自給率」をあげてきた歴史に自分たちがたちあっている瞬間なのです!!!

ここ50、60年で、急激に人間の環境がかわって家のデザインは一級建築士に、食べ物は一流シェフに、
家具はおしゃれなデザイナーにオーダー!としゃれた生活をおくってみようと思っても人間の脳は、結局大昔の
ままなのでなんでも他人まかせの生活にはイライラストレスがたまってきてしまうのです。

銀座線の地下鉄にのってるOLの顔色の悪いこと悪いこと!!!!
何万年もかけて、生き延びてきた人間のノウハウがつまった脳のプログラムはそう簡単にかわりません!

さあ、あなたもトタン屋根にペンキをぬることで生活をささえる行為を楽しむ力=「クロマニヨン力(りょく)」をつけませんか??




クロマニヨン力その2:へ戻る・・


クロマニヨン力その1:へ戻る・・